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彼のくさいがわからない

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今、私にはひとつの悩みがある。

それは「彼のくさいが分からない」というしょうもなくも奥深い悩みである。

私は基本的に毎日洗濯をする。
おそらく普通に一般的な液体洗剤と柔軟剤を使い9kgのドラム型洗濯機で普通に洗濯して普通に干して
普通に取り込んで普通にたたんで普通にタンスにしまう。
特別なことはしないがさぼってもいない。
洗濯物はためないし、たたまずに放置することもしない。
まあ、平均点はいただけますよね~と自分では思っている。

次に嗅覚についてであるが、これも普通の嗅覚はあると思っている。
「これは臭いね。」「これはいい匂いだね。」
という判断が人並みはずれておかしいと言われたことはないし
「人が臭いっていう匂いほど好き。」というちょっと変態っぽい趣味もない。
たまに強い香水の匂いに「うっ。」とやられそうになることはあるが、
「香水がきつすぎてくさい」のと
「牛乳をふいた後の生乾きの教室のぞうきんがくさい」のくさいは違うという認識はきちんとある。

だから当然「生乾きの洗濯物はくさい」という認識はあり、またそのにおいに関しても
「ええ、これは生乾きの洗濯物のにおいですよね。くさいですよね。」と言える自信はある。

しかし、彼はそんな私の自信をぐらぐらと揺るがす。
私には全然くさいくない、むしろいいにおいじゃないんすか?と思える洗いたてのTシャツをつかんで
「くさいっ!こんなん一日着て汗かいたらどんだけくさくなるか!」と怒る。
もちろん私は確認のためかなり入念にそのTシャツを嗅ぐ。くまなく嗅ぐ。
一点の曇りもなく「合格」のそのTシャツをもう一度彼に渡して
「全然くさくないよ。ほんまに心からくさくない。」と訴える。
彼は再び怪訝そうな顔でTシャツを嗅ぐ。そして絶対に
「くさいっ!まじでくさい!お前の鼻おかしいんちゃうか?」と言う。

私にはくさくないけど彼にはくさい。
しかも「ちょっとはくさいような気がするけど、認めるのが悔しいから意地を張っている自分」
の要素がほんのわずかでもあれば私は悩まない。
意地を張るのをやめればいいだけなのだから。

しかし今のこの状況は
「ほら!あそこにいるじゃない!あんなにはっきり見えるでしょう。え?本当に見えないの?嘘でしょう?!」
と宜保愛子に詰め寄られているような不条理な状況なのだ。
宜保愛子には見える幽霊が私には見えない。
でもこの場合おかしい(普通ではない)のは宜保愛子のほうなので
私がコンプレックスを感じる必要はない。
そのはずなのに「あんたあれが見えないなんておかしいんじゃないの?」
とものすごくキレられている。
「え?おかしいのは私???」という不安。でも見えん。

これが毎日の洗濯物のにおいとなると事態は大変深刻で
しかもこれから生乾き天国の梅雨時期を迎える今
「くさくない。私にはくさくないけどでもこれはくさいのか?くさいの基準どこ?」
と毎日洗濯物をノイローゼ気味に嗅ぎまくらなくてはならない私の心労は頂点に達し

「あんたの鼻の穴そのものがくさいんじゃないのかっ?!」

と、自分を抑えられなくなりはしまいかと、これまた心配になったりしたりして。

そんなストレスからか鼻の穴をたくさん描きました。

それは嘘です。


2012.06.10. Miyuki Ishimoto



















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ふむむ

もしかして
洗濯したてのいい香りを「いい」と認めることが嫌なんではないでしょうか。


テレビコマーシャルでガンガン流れている安っぽい匂いなんかに魂は売らねえー!
とか。

Re: ふむむ

ゆきちゃん!なるほど。
それは斬新な発想かも。

そっかあ。元ロッカーやもんな。
「こんな甘ったるい匂いのもん着れるかっ!」ちゅう怒りなんかも!
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